レビュー 世界経済インデックスファンド
レビュー 世界経済インデックスファンド
オッス!オラ、スペックカカロット!
今回は世界経済インデックスファンドという投資信託のレビューだぞ!
これは確か2016年の春くらいにやってた投資信託だぞ。
投資初心者は手数料の安いインデックスファンド、それも日本ではなく世界のものをね。なんて事を聞いたから、選んだものだったな!
内訳は下記の通り。
債券と株式が半々。先進国(主にアメリカ)多め、日本はちょい、新興国は日本よりも比率を大きくしてリターンを狙う。
バランスがいいように思うぞ!
じゃあ、レビューだ!
攻撃力 50
債券が半分だから、リターンは少なくなって当然。債券100%なら年率3%くらいになるかも。それが半分を占めているから、パフォーマンスはそれほどでもないかも。
評価できる点は日本株が5%で先進国株(主にアメリカだろう)が30% という所。日本株はPERは13から14とアメリカのPER18から20と比べると割安かもしれないけど、上昇開始時期が、アメリカが上がってからというデメリットがある。いつだって、日本株は出遅れる。んで、遅れて急上昇はするが、暴落時はアメリカ以上の下げを見せる。上昇は遅いのに暴落のタイミングは一緒で、かつ下落率が大きい。アメリカ株と比較して、選ぶメリットあるのか?とオラ思ってるから、日本株の比率が非常に低いのはポイント高いぞ!
世界経済インデックスファンドは2009年の2月にスタートした投信だ。
価格は10000円でスタート(投信はみんな10000円スタートだ)
それが現在21749円(2018年11月2日現在)
9年で約2.2倍だ。
日経平均はどうだろう?
2009年2月の日経平均は約8000円
2018年11月2日の日経平均は22243円
9年で約2.8倍。
米ダウはどうだろう?
2009年2月の米ダウは約8000円
2018年11月2日の米ダウは25240円
9年で約3.2倍。
パフォーマンスとしては
世界経済インデックス < 日経平均 < 米ダウ
うーん、攻撃力は低いな!
だから攻撃力は50!
バランス型ってリスク減らしてるから、リターンも低くなりがちだからよ。攻撃力という項目では弱くなりがち。
防御力 50
債券比率が50%もあるから、株が売られ債券が買われるような時には力を発揮する!って思うけど、株売られたんじゃ、トータルでマイナスになるだろ?
だってよ、債券の上昇よりも株の下落の方が大きいんだからよ!
評価額はリスクオフ時にキチンと働くから、100%は守れねぇ。
今は金利が上がっているから、株から債券へと行きやすいから、世界経済インデックスファンドにしてみれば、追い風になればいいけどね。
ポートフォリオに金があれば、リスクオフ時にうまく機能するかもしんねぇな。債券50%じゃなくて、金50%にすれば面白かったかも。
ん、まあ、防御力はトータルで50!
バランス型ってリスク減らして、リスクオフ時にも対応!ってならねぇから!
株下がったら、しっかり下がるのが世界経済インデックスファンド!
スタミナ 70
世界経済インデックスファンドのSBI証券の投信ランキングは16位。
一応、無期限のファンド。やっているのは三井住友だから、つぶれはしないかな。
インデックスファンド人気が続けは、それなりに長続きしそうだけど、信託報酬が年0.54%もとりやがるのはマイナス要素。
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
(SBIの投信ランキング6位)
なんて信託報酬が年0.12%以下みたいだから、信託報酬をもっと安くできれば、人気ももっと出るかも。フォンドのスタミナは人気の有無が大きいからよ。今一歩人気が出てない世界経済インデックスファンドは
スタミナ 70!
成長性 50
経済活動を続けている限り、株価は上昇する、らしいから、上がる可能性の方が高い!けど、株価が上がって行く可能性が高いんだったら、株100%の投信の方がいいかな。債券比率50%が成長を半減させているという判断で
成長性は50!
バランス型ってリスク減らしてるから、リターンも低くなりがちだからよ。成長性という項目では弱くなりがち。
総合評価 C (SABCD)
世界経済インデックスファンドが登場した2009年はまともなインデックスファンドが少なかったみたいで当時は人気があったみたい。
だけど、現在は販売手数料が0円(ノーロード型)で信託報酬が安いものも多く出ている。インデックスファンドのパファーマンスはどれも似たようなものになると思われるので、とにかく手数料が命。
そして、株と債券の比率とか、新興国の割合とかは好みかな。
トータルとしては悪くないという意味でCだ!
積立ニーサでもOKみたいだから、いいもんかもしんねえ。
投資はやってみたい、けどちょっと怖い、という人は積立ニーサで少額づつやって行くのはいいかもしれない。